難しい「ジゼル」の感情表現、キム・ヨナは…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.11 15:53
キム・ヨナよりも前に安藤美姫、中野友加里(ともに日本)が氷上でジゼルを演じた。 キム・ジュウォン氏は「フィギュアスケートについて私が判断するのは慎重になるしかない。 ただ、両選手ともにジゼルの感情ラインを体で表現したのではないようだ。 背景曲がジゼルということだけ」とし「両選手とも序曲と第1幕、第2幕の曲が前後関係なく編曲された。 中野選手のジゼルははつらつとしていた。 安藤選手のジゼルは雰囲気があって悲しい。 2人の趣向のようだ」と話した。 キム氏は「ジゼル」を見るだけで、両選手が好むフィギュア曲の傾向を把握した。
文化評論家のハン・ジョンホ氏は「キム・ヨナ選手の上体の動きはほとんどバレリーナ水準。 上体で多くの感情を表現するが、一部のバレリーナは『私たちが生涯かけて身につけることをキム・ヨナ選手は持って生まれたようだ』と話したりもする」とし「キム・ヨナ選手の美しいイナバウアーはジゼルと本当によく合う。 背中と胸を開く動作はバレリーナ水準。 今回のプログラムにイナバウアーが入れば非常に素晴らしいものになるだろう」と語った。