M-346に2戦2敗のT-50、海外進出に青信号(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.09 17:11
2005年、アラブ首長国連邦(UAE)が韓国の高等訓練機T-50を購入する意向を表した。 規模が大きい。 50機。 さらに関連人材も受け入れて、整備施設なども輸入するということだった。 国防部の関係者は「この仕事を担当した韓国航空(KAI)は自信を抱いたと聞いた。 訓練機の性能面では資格が十分にあるため、自信が生じるのは当然だった」と語った。 ところが09年2月下旬、ふたを開けてみると期待外れの結果が出た。 イタリア製M-346に敗れたのだ。 イタリアの積極的な後続軍需支援と折衝貿易約束があったのだ。 続いて2010年、シンガポールでも2度目の敗北を喫した。 この関係者は「シンガポールではみんなうまくいくと信じていたが、発表の前日に結果を知ることになった。 情報力不足のため」と述べた。 両国ともにT-50性能には満足していたが、後続軍需支援の問題点のため敗北したのだ。 M-346に2度も敗れ、衝撃は大きかった。 さらにこうした状況は国際的に「T-50訓練機は弱い」というイメージを定着させるリスクを高めた。 しかし最近、T-50に希望の道が開かれた。