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【社説】上海総領事館、衝撃的スキャンダル

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.09 10:59
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不倫ドラマのようだ。中国・上海の総領事館に勤務していた数人の外交官が現地女性1人と不適切な関係を持ち、その女性のために各種不正をしたことが次々と明るみに出ている。国を代表する公職者として外国に出て、祖国の地位を高めるべき外交官が、破廉恥な姿で国に恥をかかせた格好だ。不正の内容はもちろん、事件が明らかになった過程、そしてその処理過程を見れば、実に情けない。

事件の現場の中国は非常に重要な外交現場だ。中国は外交懸案が多い国で、監視と統制が厳しい国だ。特に‘美人計’が多い国だ。中でも領事業務は外交官として最も慎重に対応しなければならない分野だ。多くの中国人が韓国に来て働きたがっている。したがって韓国行きビザを発給する領事業務には各種利権や請願が集中する。今回の事件にかかわった破廉恥な外交官はともに領事であり、問題の中国人女性の鄧新明が現地でビザブローカーと伝えられたのは偶然ではない。

 
罪は罪を生んだ。外交官のモラルが地に落ち、複雑に絡んだ不倫スキャンダルが、現地海外同胞社会の笑い話になった。倫理と道徳の問題は実定法を破る犯罪につながった。鄧新明にビザを二重で発給したほか、人事情報やビザ発給記録など内部資料も渡した。大韓民国の外交官が中国スパイの役割をしたのだ。

他にもどれほど不正があるか分からない。

事件が明るみになった過程はもっと問題だ。不倫スキャンダルが噂になったのは昨年下半期からだ。海外同胞社会が騒ぎ、外交通商部は問題の外交官らを召還した。このうちビザを発給した領事は特に懲戒を受けず静かに辞職した。事件はもみ消されるところだった。また問題が浮上したのは総理室に情報提供が入ったからだ。総理室は1カ月ほど調査をした後、「適切な人事措置」を部処に通知するのにとどまった。

この程度で終わる問題ではない。確認されたのは氷山の一角かもしれない。一部の外交官のモラル不感症とビザ業務をめぐる問題点はこの機会に正す必要がある。外交部と総理室の軽い懲戒で済ませることではない。公職規律の責任を持つ青瓦台(チョンワデ、大統領府)と監査院、必要なら検察と国家情報院まで動いて、こうした事態の再発を必ず防がなければならない。


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