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韓国の千里眼衛星、ロシアの衛星と衝突手前で回避

ⓒ 中央日報日本語版2011.03.09 10:51
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韓国初の静止軌道衛星の「千里眼」がロシア衛星の過度な接近により緊急待避する騒動が起きていたことがわかった。

韓国航空宇宙研究院が9日に明らかにしたところによると、先月ロシアの軍事通信衛星が千里眼に数キロメートルの距離まで接近し、衛星管制チームが緊急に千里眼の位置をロシア衛星から10キロメートル以上離れるよう調整した。

 
この過程で千里眼近くの日本の衛星2基も緊急にロシアの衛星を避けなければならなかった。ロシアの衛星が千里眼に接近した背景は明らかになっていない。

韓国航空宇宙研究院はロシアが過去に千里眼がある東経128.2度上空が自国に優先権がある軌道という主張を展開したことがあり、わざと横暴を働いた可能性もあると分析した。


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