次世代電気自動車バッテリーは“韓米合作”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.04 09:34
三星(サムスン)SDIと独ボッシュの合弁会社SBリモーティブが「米国電気自動車開発コンソーシアム」(USABC)と共同で次世代電気自動車用バッテリーを開発する。
USABCとは、米エネルギー局(DOE)とGM・フォード・クライスラーの自動車3社が電気自動車とプラグインハイブリッド車に搭載する高性能バッテリーを開発するために構成したコンソーシアム。実際の開発はSBリモーティブの米国子会社コバシスが担当する。開発期間は3年で、開発費840万ドルの半分はUSABCが支援する。
USABCは現在より70%以上も容量が大きいバッテリーを開発する一方、価格は下げることを要求条件に掲げた。SBリモーティブが開発する次世代電気自動車用バッテリーの総電力量は40Kwh級で、現在販売中の日本三菱アイミーブ(16Kwh)や日産リーフ(24Kwh)バッテリーの約2倍。1回の充電で300キロ以上走行可能と予想される。