ゲーム中毒防ぐ“シンデレラ法”をめぐり議論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.03 10:53
ゲーム中毒を防ぐためのゲーム制限か、ゲーム産業活性化か。
「シャットダウン制」をめぐる議論が拡大している。シャットダウン制は夜12時から午前6時まで満16歳未満の青少年のオンラインゲームアクセスをできなくする制度だ。対象年齢を満14歳未満にしようとしていた文化体育観光部と満19歳未満を主張する女性家族部が昨年末に満16歳未満とする折衷案に合意し、シャットダウン制の導入は急速に進むかと思われた。
しかし、最近細部の法案準備過程で2つの官庁がまた対立している。シャットダウン制が適用されるゲームの範囲をどこまでにするのかをめぐってだ。文化体育観光部は、「スタークラフト」「アイオン」など中毒性の強いオンラインパソコンゲームに限定すべきという立場だが、女性家族部はすべてのインターネットゲームを含めるべきとしている。女性家族部案によると、インターネットを通じて楽しむスマートホンゲーム、家庭用コンソールゲーム、ポータルサイトで楽しむゲームまで含まれる。シャットダウン制導入を骨子とする青少年保護法は9日に国会法制司法委員会に上程される予定だ。