リビア発デモの消息、北朝鮮にも広がる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.25 16:14
リビアで働いている北朝鮮の看護師と建設工員が北朝鮮当局を揺さぶり始めた。家族を通してアフリカ・中東地域の民主化デモの情報が北朝鮮内に流入し、急速に広まっているからだ。
リビア派遣者の家族から入手されたデモの情報は、大学街や市場を通して地方にまで広まっている。このため北朝鮮当局は開通から2カ月しか経っていない一部の地域の携帯電話通信をすべて遮断した。また大学の寄宿舎にまで監視人材を派遣している。
これと関連し、米自由アジア放送(RFA)は24日、両江道(ヤンガンド)の大学生消息筋を引用し、「アフリカと中東の国々で連鎖的に住民暴動が起き、政権が転覆しているという話が広まっている」と報じた。中東・アフリカのニュースが平壌(ピョンヤン)の親せきや携帯電話を持った住民を通して22日から急速に広まっているということだ。