「金正日に脅威を」…急げば“高くて低性能”のF-35初期型購入することに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.20 09:41
F-35事業にずれが生じる場合に対する韓国軍の対応が明らかになったことはない。むしろ1月に国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官は“こうした状況にもかかわらず”ステルス機の早期導入を指示した。しかし導入を急いだ場合にはF-35をとても高い単価で購入することになる可能性が高い。
米国航空専門記者のビル・スウィートマンの分析によると、F-35の価格は初期が最も問題だ。2016年引き渡し分のF-35Aの1機当たり平均価格は1.93億ドルだ。2017年に1.72億ドル、2018年に1.51億ドル、2019年に1.30億ドル、2020年に1.1億ドルと徐々に下がっていく。このように初期価格は高く、米空軍も発注を敬遠する。「世界的な注文減少-生産縮小-価格上昇」という悪循環の中でみんなが敬遠する初期低率生産された機体を購入してはならない。最も良い選択は「高い初期生産分は米国が買い、韓国は後で購入すること」だ。