延坪島住民が家へ…「砲撃受けても自分の故郷」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.17 16:27
住民の帰郷で島の村も活気を取り戻している。 人の姿が消えた路地も、今は慌しい雰囲気になっている。 「元気だったか」とあいさつを交わす風景があちこちで見られる。
砲撃後もほとんど島にいたイ・ヒャンランさん(55、女性)は「村の住民が帰って来たので気持ちも落ち着く」と喜びを表した。 民宿を営むイさんは「最近は復旧工事に来る人たちで、みんな忙しい」と伝えた。
春のカニ漁を準備する漁民の姿も見え始めている。 船主のイ・ジングさん(52)は「砲撃で散らばった船員を集めるため延坪島と仁川を頻繁に行き来している」と話した。 来月1日からは、砲撃で水中に放置されたままの網を引き上げる作業が始まる。 今年春のカニ漁は4月以降に行われる見込みだ。