1年間に車両障害15件…「KTX山川」は安全なのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.16 11:18
11日に光明(クァンミョン)駅で脱線した高速列車「KTX山川」は、運行開始およそ1年間で少なくとも15件の車両障害を起こしていたことが分かった。今回の脱線事故の直接的な原因である線路の信号体系整備とともに、「KTX山川」車両に対する総合的な安全点検も急がれる、という指摘が出ている理由だ。
韓国鉄道研究院のある関係者は15日、「時速300キロの速度で走る高速列車は小さな障害でも大事故につながる」とし「KTX山川の数々の障害に対する総体的な安全点検が急がれる」と述べた。
昨年3月に京釜(キョンブ)線や湖南(ホナム)線をはじめとする現場に投入された「KTX山川」は現在19本が運行されている。07年に開発される当時から輸出を視野に入れた韓国型高速列車として推進され、名前も韓国の「山川魚(ヤマメ)」に似ているということで「山川」と付けられた。