「北朝鮮、住民暴動に備え平壌都心部に戦車を秘密配置」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.15 10:20
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長とその家族の警護を担当する保衛司令部が平壌(ピョンヤン)都心部に戦車数十台を隠していることがわかったと自由アジア放送(RFA)が15日に報じた。RFAは戦車を配置した目的について、住民の暴動やデモなど反体制事態への備えものと疑われると伝えた。匿名の北朝鮮問題専門家は、「北朝鮮が平壌防衛を目的とするなら平壌防衛司令部のように都市郊外周辺に戦車を配置してもいいはずだが何のために都市の中心に配置したのだろうか」と話した。
複数の平壌出身脱北者は保衛司令部の戦車部隊がある所として大同江(テドンガン)区域文興洞(ムンフンドン)を挙げた。ここに中型級と推定される戦車50台余りが隠されているという。RFAは、「インターネット衛星地図のグーグルアースを通じて文興洞一帯を調べた結果、金万有(キム・マンユ)病院正門の向い側に広い運動場を挟んで部隊兵営があるようだ」と話した。