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<口蹄疫>「春になれば土からにおいが」…青瓦台が超緊張

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.15 08:31
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口蹄疫事態で党・政府・青瓦台(チョンワデ、大統領府)が超緊張状態だ。青瓦台の対処レベルも最高水準に上がっている。

李明博(イ・ミョンバク)大統領は14日、首席秘書官会議で、「中央部処と地方自治体が一致協力して、責任感を持って総合的かつ完ぺきな対策を出して対処しなければならない」と強調した。「住民が不安を感じないように最善を尽くしてほしい。大韓民国はこうした問題を解決できる力を十分に持つ国」という言葉も述べた。

 
李大統領が「住民不安」 「十分な力を持つ国」という表現を使ったのは、口蹄疫問題の深刻性を感じているためと、青瓦台の関係者は説明した。青瓦台の関係者は「今回の問題をきちんと解決できなければ手の施しようがなくなるおそれもある」と危機意識を表した。

青瓦台は先週末、金大棋(キム・デギ)経済首席を団長とする口蹄疫タスクフォース(TF)を設置した。農水産食品秘書官室を中心とした従来の対応体制では足りないと判断したのだ。青瓦台の関係者は「農林水産食品部・環境部・行政安全部はもちろん、国土海洋部までが口蹄疫問題に取り組むよう措置を取った」とし「青瓦台も一日一回以上会議を開き、何を支援できるか考えている」と述べた。

政府は15日、口蹄疫中央災難安全対策本部で、約4000カ所の埋没地に対する中・短期管理・モニタリングシステムを発表する。この席には農林水産食品部・行政安全部・環境部の関係者が出席する。

青瓦台と政府は口蹄疫発生初期段階から対応策を用意したが、まだ口蹄疫を解決できずにいる。最近では水質・土壌汚染など環境問題までが懸念される状況を迎えた。青瓦台の関係者は「畜産問題、畜産農家の問題から今では私たち全員の問題になり、各地域の民心も深刻だ」と口をそろえている。

ハンナラ党の判断も同じだ。先月開かれた政府・与党会議で、洪準杓(ホン・ジュンピョ)最高委員は「政権の無能までが国民に明らかになり、誰かが責任を取るべきではないのか」と述べた。8日には企画財政部の難色にもかかわらず、金武星(キム・ムソン)院内代表が「口蹄疫総合対策に必要な財源を用意するため、必要なら追加で補正予算を検討する」と話した。

民主党は口蹄疫国政調査を要求するなど大々的な攻勢に出ている。鄭範九(チョン・ボムグ)議員は「全国的に牛・豚を含めて900万頭が埋められており、春になって土が解ければ全国の土壌からにおいがするはず」とし「現在の口蹄疫事態は‘官災’だ。李明博政権でのみ起こる大型災難だ」と主張した。


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