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【噴水台】ひもじい芸術

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.13 12:50
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芸術家の伝統的イメージは気難しい奇人に近い。「とても熱心に洗顔もせずに通い/汚れがついたバーバリーコートのえりを立てながら/蓬頭乱髪のふけを自慢したり」(パク・ナムチョル「詩人練習」)という一節はわけもなく出てきたものではないだろう。酒だと思い人の家の化粧台からこっそりと香水を飲み干したという詩人(千祥炳=チョン・サンビョン)から、自身の耳の一部を切り捨てた画家(ゴッホ)まで、優れた芸術家らにはあらゆる奇々怪々なエピソードが付いて回る。

芸術的成就とずれているということが相関関係にあるという考えは古代西洋から来たものだ。プラトンの対話篇「イオン」に出てくる熱狂理論が根拠という。神がとりついたような狂気が創造行為の動力になるということだ。ルネッサンス時代にミケランジェロの彫刻に“神が作った作品”、ティツィアーノの絵に“神が乗りうつったような筆致”という賛辞がついたのはそのためだという。「狂ったように働き無為徒食することが入れ替わり繰り返されること、道徳を破ることと同じように目に触れる行動と社会的な逸脱・無節制・独身・同性愛とともに性的に目立つ行動、不安・強迫観念・沈鬱さと同じ神経症的な特徴が(芸術家と関連した)数多くのエピソードに描写されている」(ベレナ・クリーガー、「芸術家とは何か」)

 
貧困と孤独も芸術家を神秘的にさせる。“寒くひもじい天才”はロマン主義時代以来、芸術家をめぐる最も強力なイメージだ。韓国現代美術史でも“貧しい天才”は少なくなく、偶然にも彼らの絵の価格は非常に高い。「うどんと醤油で1日に1食食べる日と、幸運にも2食食べる日もある、そのような生活でした。火をたくことができないちいさな部屋は1人で寝る人にはさらに冷たくなるだけで、少しも暖かい夜はなかったです」(「イ・ジュンソブ1916-1956手紙と絵」)

だが、現実で貧困は芸術家の創作を邪魔する苦痛なだけだ。最近持病と飢えに苦しんだ30代のシナリオ作家が部屋で死亡しているのが発見された。昨年末にはインディミュージシシャン「月光妖精逆転満塁ホームラン」が地下部屋で脳出血で死亡した。彼らのひもじさの裏には、歌手が1曲当たり数十ウォンしか音源収益を受け取ることができず、シナリオを書いても映画が製作されなければ原稿料をまともに受け取ることができないなど、創作者を冷遇する矛盾がある。矛盾がある限り芸術家は寒くて腹が減るばかりで、才能を広げるには遠い。神がとりついたような情熱だけで天才になれるのはその昔のルネッサンス時代だから可能だったことだから。

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