外貨稼ぎが断たれた北朝鮮、炭素排出権に注目
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.09 15:32
北朝鮮が先進国に炭素排出権を売って外貨を稼ごうとしていることが分かった。 このため北朝鮮は、自国の水力発電所開発事業に対する環境監査をドイツ系会社から受けるという。 環境事業で外貨難と電力難を乗り越えようということだ。
自由アジア放送は8日、「北朝鮮が環境親和的な開発をする国に与えられる‘炭素排出権’を販売するため、水力発電事業を国連に登録し、ドイツの会社から監査を受けることで合意した」と報じた。 この事実は独ハンス・ザイデル財団のベルナルド・ジェリガー韓国事務所代表が証言したと、この放送は伝えた。
ジェリガー代表は「ドイツの大型監理会社チューブ・ノート(TUEV Nord)が咸境南道(ハムギョンナムド)で推進中の水力発電所事業のうち3、4カ所に対する監査を始めることにした」と述べた。 しかし監査開始の時期については言及しなかった。