金正日・正恩の王朝世襲イベント…平壌はリノべーション中(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.09 10:04
北朝鮮の平壌近代化プロジェクトは後継体制とは切り離しにくい。「強盛大国入りの年」に設定した来年を控え住民に顕著な成果を示し、金正恩への権力委譲の速度を上げようとするものとみられる。北朝鮮が労働党規約改正を通じて労働党を「金日成の党」、北朝鮮を「金日成朝鮮」と規定し3代世襲の制度的枠組みを準備したのもこうした脈絡だ。
中央大学のイ・ジョウォン教授(政治外交学)は、「北朝鮮は人民の生活向上を前面に出し平壌の近代化を進めてきたが、最近では外形的な変化を強調して後継者の成果として強調しようとしているようだ」と話した。“強盛大国”は金日成主席死去から3年後に労働党総秘書となった金正日が初めて掲げた青写真だった。だからこそ来年に顕著な成果がない場合には、3代世襲が揺らぎかねない。