「北朝鮮、金正恩の後継に向け党員大粛清の可能性も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.08 08:41
北朝鮮が後継者金正恩(キム・ジョンウン)の権力基盤を固めるために、労働党員に対する大々的な粛清に出るだろうという見通しが提起された。国家安保戦略研究所のイ・ギドン責任研究委員は7日、「北朝鮮の労働党規約改正と3大権力世襲」という主題で開かれた学術会議の主題発表で、「過去の党規約は党細胞(末端組織)の党除名決定以前までは党証を回収できないようにしたが、新しい規約ではこの部分を削除して党員交替を容易した」と指摘した。イ研究委員は、「北朝鮮は1953年の党証交換で75%の党員を入れ替えた。3代世襲と貨幣改革失敗など体制への不満を沈静化させるため党証交換事業を実施する可能性に注目すべきだ」と話した。