国の債務1000兆円時代…「日本は爆発を待つ時限爆弾」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.28 08:40
来るべき時が来た。その間、国際格付け機関は日本の過度な債務に絶えず警告してきた。しかし27日、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が警告を行動に移したことで、日本円が急落するなど金融市場が大きく揺れた。ただ、フィッチやムーディーズがすぐに日本国債の格付けを据え置く方針を明らかにし、金融市場のさらなる動揺は防いだ。
S&Pが指摘するように、日本の財政状況は悪化の一途だ。日本財務省は26日、国債と借入金、政府短期債を合わせた債務が2011会計年度末までに997兆7098億円に増え、過去最高を更新すると予想した。債務1000兆円時代に入るということだ。国内総生産(GDP)に対する債務比率は今年200%を超える見込みだ。これは財政危機に陥って救済金融まで受けたギリシャ(136.8%)、アイルランド(112.8%)と比べてもはるかに高い。