ベンチャー企業社長「日本の前轍を踏まないため革新が必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.27 13:57
ヒューマックス(HUMAX)社のビョン・テギュ社長(51)は昨年読んだ本のうち、最も印象に残ったものにアダム・スミスの『道徳感情論』を選んだ。道徳的行動が違う人間の共感を引き出すのに最適格という内容が特に記憶に残っていると語った。ビョン社長自身も創業以来、道徳的企業を作る夢を抱いてきた。一部からは保守的な経営があまりにも馬鹿正直だという非難を受けたが、気にしなかった。
ビョン社長のヒューマックスは売上高が1兆ウォン(約750億円)を超えた。1980年代に創業したベンチャー企業第1世代では初めてだ。ヒューマックスは26日、ソウル小公洞(ソゴンドン)のロッテホテルで記者懇談会を開き、昨年の売上高を1兆52億ウォンと明らかにした。1989年の創業から21年目だ。昨年の営業利益は751億ウォン。