延坪島砲撃の後、写真家が見たものは…捨てられた伴侶動物
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.26 16:30
昨年の延坪島(ヨンピョンド)砲撃後、現場に捨てられた伴侶動物をカメラに収めた写真展が開かれる。 31日までソウル鍾路区通義洞(チョンログ・トンウィドン)の写真専門ギャラリー「流歌軒」で開かれる「消える、残される」展だ。
展示は、映画「私たちの生涯最高の瞬間」で有名なイム・スンレ監督が、延坪島爆撃後に廃虚となった道をうろつく犬1匹を撮った新聞の写真を見てスタートした。 動物保護団体「カラ」の代表を務め、動物保護活動家に変身したイム氏は、爆撃直後の延坪島を訪れ、捨てられた犬や猫にエサを与えながら動物救護活動を行った。 イム氏は「戦争のため飼い主は首輪を外したが、犬の瞳からは自由ではなく恐怖と孤独が感じられた。 犬は平和が保障されない自由は本当の自由でないことを全身で語っていた」と伝えた。