ソウルに来たスタインバーグ、6カ国協議の方程式解けるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.26 11:46
スタインバーグ米国務副長官が26日に訪韓する。19日の米中首脳会談後に米高官としては初めてとなる彼の訪韓は、今後の北朝鮮の核問題をめぐる韓半島情勢に相当な影響を及ぼす見通しだ。スタインバーグ副長官は千英宇(チョン・ヨンウ)青瓦台(チョンワデ、大統領府)外交安保首席秘書官、金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官らと会い、米中首脳会談の結果を説明するとともに、南北対話→米朝対話→6カ国協議につながる北核プロセスの成功方策を協議する計画と伝えられた。
米国が懸念を示してきた北朝鮮のウラン濃縮計画(UEP)問題を国連安保理で制裁することも集中議論する見込みだ。外交消息筋は、「スタインバーグ副長官は南北対話がすべてに優先するという韓国の立場に対する支持を再確認した後、米中首脳会談の過程で北朝鮮問題に対し中国が見せた反応を説明し、これを基に中国を説得する方策を議論することになるだろう」と話している。