中国駐在員 「日本6万人vs韓国60万人」が意味すること
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.24 14:38
今年1月初め韓国を訪問した日本の玄葉光一郎国家戦略担当相と前原誠司外相に会う機会があった。2人とも、韓国経済が厳しい環境を克服して経済成長を続けていることに大きな関心を抱いているようだった。今回だけではない。この1年間、日本の政界・官界・経済界の多くの人たちと接触したが、韓国経済を見る日本人の認識が過去とはかなり違うという印象を受けた。
1997年に通貨危機を経験する過程で、日本の経済評論家の大前研一氏は、技術面では日本に遅れ、賃金面では中国より競争力が落ちる韓国が、日中両国間で板ばさみになるおそれがあるという観点で、韓国経済の将来に対する悲観論を提起したことがある。おそらく国内外の多くの専門家も当時はこうした悲観論を簡単に批判したり否定することは難しかっただろう。