【社説】オバマ・胡錦涛会談、北朝鮮核問題解決の転機に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.18 08:48
いま国際社会は明日ワシントンで開かれる米中首脳会談に耳目を集中している。いまや世界秩序は米国と中国というG2によって左右される時代に入り、今回の会談は「G2時代」の国際秩序の新しい枠組みを設けるものと見通される。両国が冷戦時期の米ソがそうだったように対立する構図を作り出すか、そうでなければ新しく協力する秩序を構築するかにより世界の平和と安寧が左右されるところだ。
今回の会談は特に東アジアと韓半島の秩序に大きな影響を及ぼすと展望される。世界最大の経済圏に浮上する東アジアで、両国の政治・経済・安保的利害関係がともすれば衝突する危険性が大きいためだ。これに伴い、両国は非常に慎重に首脳会談の議題を準備している。その中でも核心懸案が韓半島問題、特に北朝鮮の非核化問題だ。