対話切り返された北朝鮮、求愛継続か威嚇に戻るか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.12 09:29
新年早々に始まった北朝鮮の対話攻勢に政府が核問題と哨戒艦・延坪島(ヨンピョンド)挑発を先に取り扱おうと逆攻勢をかけることにより今後の南北関係の去就が注目されている。北朝鮮の態度により南北関係が対話側に向かうのか、そうでなければさらに凍りつくことになるかが決まるためだ。南北関係の今年の気象図が描かれる岐路に立っている状況だ。
北朝鮮の対話攻勢は波状的だ。北朝鮮は1日に新年共同社説を通じ、「南北の対決状態を解消しなければならない」と強調した。以後政府・政党・団体連合声明(5日)と対南機構の祖国平和統一委員会談話(8日)を相次いで出した。10日には通知文を通じて日にちまで入れた対話日程を提示した。だが、韓国政府の立場は断固としている。北朝鮮の対話提案や南北関係再稼働の動きに真正性がないという判断からだ。統一部の玄仁沢(ヒョン・インテク)長官は11日、南北共同体基盤造成事業着手報告会で、「北朝鮮がわが国民の莫大な犠牲を招いても何の責任を認めないことに対し遺憾と考える」と明らかにした。また「政府は挑発後に平和攻勢そして平和攻勢の後に挑発という北朝鮮の反復的パターンを直視している」と強調した。