北朝鮮鉱物埋蔵量の潜在価値7000兆ウォン…中国に安値で渡る可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.06 11:54
韓国鉱物資源公社で北朝鮮鉱物資源開発事業を担当する南北資源チームは、ユン・ホンギ・チーム長(54)と職員2人だけだ。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時は10人余りいた。しかし李明博(イ・ミョンバク)政権に入ってからは南北関係の悪化で鉱物資源開発事業も凍結し、昨年の天安(チョンアン)艦事件以降はかろうじて維持されていた試験事業までも中断した。
現在、南北が共同でしている唯一の鉱山は黄海道(ホァンヘド)の黒鉛鉱山だけだ。盧武鉉政権当時の03年に合弁事業として契約し、07年に商業生産を始めた。鉱物資源公社は南北協力基金60億ウォン(約4億7000万円)を含む665万ドルを現物投資し、今後15年間に鉱山で生産される黒鉛を元利金として受けることにしていた。これまで韓国が受けた黒鉛は07年の2回と昨年1月の一回だけ。天安艦事件後、この鉱山で生産される黒鉛も受けられずにいる。