【社説】政府が招待しておいて帰らせるとは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.28 18:05
グローバル時代を迎え、大学でも国際化が進んでいる。 大学社会で留学生の概念が「行く留学」だけでなく、外国人学生を国内大学に迎える「来る留学」が並存して久しい。 政府が2004年から推進中の「スタディーコリアプロジェクト」もその一環だ。 「2012年まで外国人留学生10万人を誘致する」というのがプロジェクトの核心だ。 このため政府は国費留学生、いわゆる政府招待外国人留学生を増やすのに力を注いできた。 07年133人だった政府招待外国人留学生は08年に745人に増え、昨年は504人、今年700人が選抜された。
こうした政府の外国人留学生招待拡大政策に支障が生じる可能性が出てきた。 政府招待外国人奨学生200人余りが奨学期間を延長できず、学業を終えられない状況になったからだ。 外国人留学生支援関連予算が減り、奨学金の支給が続けられなくなったという。 招待しておきながら、突然、予算不足で支援できないから帰れという格好だ。