李大浩（イ・デホ、２８・ロッテ）の天下だ。２０１０年打撃部門７冠王の偉業を成し遂げた李大浩が年末の授賞式で主人公の座に立った。

李大浩は１１日午後３時ＣＯＥＸコンベンションセンターで開かれた２０１０ＣＪマグマグプロ野球ゴールデングローブ授賞式で３塁手部門の受賞者に選ばれた。３４３票が彼に投じられた。２位の崔廷（チェ・ジョン、２９票・ＳＫ）との格差は何と３１４票。１票差で最多得票者の栄光はチームの先輩洪性炘（ホン・ソンフン、指名打者・３４４票）に渡った。　

個人３回目のゴールデングローブ受賞。しかし３塁手としては初めてだ。李大浩は２００６年と２００７年に１塁手部門で黄金賞甲を獲得した。李大浩の表情は明るかった。彼は「この体で３塁に立つのは本当に大変だった」と場内を沸かせ、「３塁に起用してくれたロイスター監督といつも激励してくれた（金武寛）打撃コーチに感謝したい。新任の梁承虎（ヤン・スンホ）監督が１塁をくれるといった。攻撃の部分でより良い活躍をしたい」と所感と覚悟を示した。

李大浩は８日、日刊スポーツとチョア製薬が選定した２０１０プロ野球大賞で大賞を獲得した。一球会と各種報道機関が準備した授賞式でも最高打者・大賞受賞者になった。李大浩は「オフシーズンにも年俸をもらう気分」と笑った。

李大浩が欲を見せるもうひとつの賞は「満点夫」。李大浩は「今年結婚して野球もうまくいったようだ。ヘギョン愛してる！」と叫んだ。妻シン・ヘギョンさんの顔に幸せそうな微笑が浮かんだ。