【社説】韓日米の対北朝鮮共助、言葉より行動が必要だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.08 10:54
私たちの記憶の中にはっきりとした写真の中のワンシーンがある。韓国と米国の外交・国防長官が板門店(パンムンジョム)に並んで立った写真だ。天安(チョンアン)艦爆沈事件が発生して約4カ月過ぎた7月21日だった。4人は韓米の歴史上初めて「2+2会談」を開き、板門店で共同記者会見を行った。4人は共同声明で大韓民国に対する追加的な攻撃や敵対行為を慎むことを北朝鮮に促し、無責任な行動には深刻な結果が伴うだろうと警告した。また、すべての核開発計画を放棄し、非核化の意志を具体的行動で見せるよう要求した。
これをあざ笑うかのように北朝鮮はウラン濃縮プログラム(UEP)用遠心分離機を天下に公開した。その上に民間人が住む大韓民国領土に無差別砲撃を加える蛮行まで犯した。 韓米外交国防長官らの、あの時のあの確約と警告はどこへ行ったのか。自分たちの話に実効性を付与するために何か行動をしたのか。行動が伴わない確約、手段が確保されない警告は言葉遊びにすぎない。