米国「得たものない」 中国「韓国の中国依存が低下」…韓米FTAに異なる評価
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.07 11:10
韓米自由貿易協定(FTA)追加交渉妥結に対し、米国・中国メディアが異なる見解を出している。米国メディアは「米国の立場から見ると、07年の協定に比べて得たものはない」と評価した半面、中国メディアは「韓米FTAの締結で韓国の外交がさらに米国中心に傾く」という点に注目した。
◇「米国、得たものない」=ウォールストリートジャーナル(WSJ)は5日(現地時間)、電子版に掲載した「ついに妥結した韓米FTA」という社説で、米国議会と政府は祝杯を上げているが、内容を見ると米国の立場で得たものはないと主張した。一見、利益が生じるように見えるが、競争国と比較すると米国の利益になるものはないということだ。