現代車、関税を避けるため米国工場拡張を検討(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.06 15:01
韓米自由貿易協定(FTA)の追加交渉を受け、韓国自動車業界が期待した韓米FTAの対米輸出期待効果はひとまず5年後に延ばされることになった。 また、国内自動車業界は米国現地生産を増やすことが予想される。 部品の関税(4%)は予定通り撤廃され、自動車部品会社は恩恵を受けることになった。
◇現代・起亜車の対米輸出への影響=韓国産乗用車に対する関税は当初、3000cc未満は発効直後に、3000cc超過は3年以内に廃止することになっていたが、今回の合意では排気量に関係なく発効後5年目に撤廃することになった。 この場合、韓国産乗用車の米国販売価格が早期に下がるのが難しくなる。 輸出に影響が出るということだ。 匿名を求めた自動車業界の関係者は「誰が見ても従来の合意に比べて後退した内容」と話した。