北ミグ機の動きを知りながらも分析できず攻撃を受けた(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.03 11:17
北朝鮮の延坪島攻撃と関連し、政府と軍の「情報ミス」が問題視されている。西海(ソヘ、黄海)で北朝鮮の挑発と関連した複数の兆候と北朝鮮の訓練、金正日(キム・ジョンイル)の現地指導などがあったにもかかわらず、天安(チョンアン)艦事件に続き延坪島まで攻撃されたためだ。北朝鮮軍事情報収集情報部隊の部隊長を務めたハン・チョルヨン予備役少将は、「北朝鮮の情報を持っていても、これを分析し判断する上で大きな穴があった」と指摘した。先月ソウルで開かれた主要20カ国(G20)首脳会議の成功的な開催に向けた準備態勢に集中していて、北朝鮮に虚を突かれたという指摘も出ている。
◆北戦闘機の特異動向情報の判断ミス=ハン少将は、「情報を知る人ならば北朝鮮の戦闘機の動きがどのような意味があるのか判断し備えるようにすべきだが、そうできなかった」と話す。