中国、韓日米が拒否しても6カ国協議に執着
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.02 10:55
中国が、韓日米が否定的反応を見せたにもかかわらず、6カ国協議再開のカードに執着する姿を見せている。戴秉国国務委員(副首相級)は早ければ1日夜に胡錦涛中国国家主席の特使として北朝鮮を訪問すると伝えられた。外交消息筋は「戴秉国委員が北朝鮮を訪問すれば金正日(キム・ジョンイル)国防委員長と会い、中国が提案した6カ国協議首席代表緊急会合に北朝鮮の参加を促すなど、延坪島(ヨンピョンド)挑発問題と関連して集中的な議論をするだろう」と観測した。戴秉国委員は先月28日に訪韓した際、韓国政府側に「ソウルに続き平壌(ピョンヤン)を訪問する計画だ」と話していた。
外交消息筋は、「北朝鮮が6カ国協議に原則的に賛成するという立場を表明すれば中国はこれを口実に韓国と日本・米国にもう一度6カ国協議再開に応じるよう圧迫する可能性がある」との見方を示した。