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韓国軍が誤射事故…北朝鮮に落ちるところだった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.29 10:21
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坡州市大成洞(パジュシ・テソンドン)の住民たちはこの日午後3時ごろ、坡州市ムンサン近付近の砲兵部隊から155ミリ牽引砲1発が間違って発射され、韓国側非武装地帯(DMZ)の山中に落ちる事故まで起きると胸をなで下ろした。

キム・ドンチャン(49)里長は、「テレビニュースで暴発事故を聞き、家の外に出ないで状況を注目している」と話した。この部隊は北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)砲撃以後警戒が強化され、部隊内で非常態勢訓練中だったが、155ミリ牽引砲に装填されていた砲弾1発が意図せず発射された。

 
砲弾は部隊から北に14キロメートルほど離れた板門店(パンムンジョム)近くの軍事境界線と南方限界線の間にあるDMZの山中に落ち人命被害はなかった。軍当局は事故の後、軍事停戦委員会を通じて北側に「意図しない砲弾が発射された」という内容の電話通知文を送った。

坡州市統一大橋と隣接した統一村住民たちも緊張しているのは同じだ。ここの住民たちは23日の北朝鮮の延坪島砲撃以後、外部からの民間人立入統制線の出入りが禁止され、婦女会食堂と農産物直販場、観光客を相手にした飲食店2カ所を閉めた。住民のほとんどは大豆の収穫も後回しにして畑に出て行かず家で過ごしている。

イ・ワンベ(59)里長は、「韓米合同訓練期間中によくないことが発生しないよう願っている。早く正常な生活に戻れればよい」と話した。




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