<北、延坪島 挑発>李大統領、北朝鮮軍被害状況の衛星写真を確認
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.27 10:21
李明博(イ・ミョンバク)大統領が25日、韓国軍の対応射撃による北朝鮮のケモリ・茂島(ムド)地域の被害状況を撮影した写真とともに報告を受けたと、政府関係者が26日伝えた。
この関係者は「情報機関が李大統領にケモリ地域の衛星写真を提出したと聞いている」とし「この写真にはK-9自走砲の砲撃で生じた大きなくぼみや破壊された施設などが写っている」と話した。
軍当局もケモリ・茂島地域の被弾痕跡を一部確認したと明らかにした。これに関し合同参謀本部の関係者は「北朝鮮の被害状況を韓国側の情報資産を通して総合的に識別しようと努力している」とし「茂島・ケモリ地域に火災が発生し、ケモリ陣地には韓国の砲撃を受けた多数の痕跡が確認され、茂島地域でも交通壕(陣地と陣地の間を行き来するために掘った狭い道)が埋没した」と述べた。また「肉眼観測ではなく各種映像資料などを総合した識別を試みている」と付け加えた。