“テコンドー道着遊説”で民族感情を刺激する台湾政界
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.23 09:22
「民進党の候補らは05-06年の与党時代、台湾選手が受難しても一度も声を出さなかった」。台湾執権国民党が22日、主要日刊紙に出した政治広告の内容だ。
中国広州アジア競技大会のテコンドー試合で失格負けした楊淑君選手のように、国際大会で判定問題の犠牲になった台湾選手を現在の第1野党の民進党は擁護したことはなかった、ということだ。
5つの直轄市で実施される「11・27地方選挙」を控え、台湾政界が「楊淑君事件」で投票者の心のつかもうと必死になっていると、民営FTVが報じた。