<アジア大会>黄橲太、日本柔道の自尊心を破る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.15 09:29
「韓国柔道界で私が最初です」。黄橲太(ファン・ヒテ、32、水原市庁)は大きな声でこう述べた後、公式記者会見場に入った。やや離れたところでは、日本の取材陣が穴井隆将(26、日本)を囲んで取材中だった。穴井は悔しそうな表情をしていた。
黄橲太は13日に行われた広州アジア競技大会柔道100キロ級の決勝で穴井に一本勝ちし、金メダルを獲得した。昨年12月に階級を上げた黄橲太は、06年ドーハ大会の金メダル(90キロ)に続きアジア競技大会2連覇を果たした。柔道が1986年にアジア競技大会の正式種目になって以来、階級を上げて2連覇を達成したのは国内で黄橲太が初めてだ。