「皇居に盗品…日本人に精神的衝撃」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.10 08:46
「既存の文化財還収に比べ明確に一歩進んだ」。朝鮮王室儀軌還収委員会は9日、ソウルの曹渓寺(チョゲサ)中央信徒会館で記者懇談会を開き、日本政府が朝鮮王朝儀軌など1205点を返還することにしたことについてこのような立場を明らかにした。
還収委は、「朝鮮王室儀軌は菅直人首相の談話に含まれた“過去の歴史に対する痛切な反省”に基づき返ってくるもので、韓日関係での明らかな進展だ」と話した。還収委事務総長のへムン僧侶は、「日本の人々が皇居の書庫に盗品があったという事実に大きな精神的ショックを受けているということを考慮しなければならない」とし、「皇居にあった文化財が本来の場所に戻るという政治的象徴性は非常に大きい」と評価した。