【社説】国益に寄与するUAE派兵
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.05 09:15
アラブ首長国連邦(UAE)に特殊戦兵力130人を派兵する問題が昨日、国会で議論された。民主党の金振杓(キム・ジンピョ)議員が「原子力発電所受注という商業的目的の国軍派兵は憲法に違反するのではないか」という趣旨で質問すると、金滉植(キム・ファンシク)総理は「原発受注と派兵は別の問題。国会の同意過程を踏めばよいことだ」と答えた。この懸案は、民主党など野党が派兵反対の立場を明らかにしており、今後、激論になることが確実視される。
派兵は慎重な議論を通して、国民多数の共感を得た状態で行われなければならないのが当然だ。派兵将兵が犠牲になるおそれがあり、紛争当事者または関連国との敵対的な関係を招く危険もあるからだ。