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【社説】北、支援を受けるためには天安艦事件の謝罪からせよ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.04 13:49
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北朝鮮のいわゆる「国防委員会検閲団」というところで、政府の天安艦事件の調査結果が謀略だと主張する「真相公開状」を発表した。天安艦事件発生直後から多国籍民軍合同調査委員会の調査結果が発表された時点まで国内外に流通してきたあらゆるうわさを総合し、政府の真相調査の結果をいちいち反論する形式になっている。天安艦事件に対する軍事停戦委員会次元の調査を拒否しながら高圧的名称の検閲団を受け入れろとあがき、それがかなわなくなると、発表したのだ。国内外で政府の調査結果発表を不信に思う勢力が一定にあるという点を狙って新しく論難をけしかけようとする意図があるものと見られる。

北朝鮮のこうした行動は、最近、離散家族再会をきっかけに食糧と肥料を大規模で支援してほしいと要請してきたこととつじつまが合わない。北朝鮮は天安艦事件で南北関係と6カ国協議、朝米間接触などほとんどすべての対外活動が遮られ、徹底的な経済制裁に直面するようになると、最近、離散家族再会行事をしようと申し入れるなど、融和的なジェスチャーを取ってきた。そうの後、赤十字会談の席上で食糧50万トンと肥料30万トンを支援してほしいと要請したが、断られた。大韓赤十字社代表が北側に大規模支援は政府間会談として扱わなければならない問題だと知らせたのだ。

 
政府が天安艦事件後に発表した5.24措置は、北朝鮮が天安艦事件に対して謝罪などの措置を取るまで人道的目的を除く南北間の大部分の接触と取引を禁止している。それなのに北朝鮮は何とかして南側から大規模支援を受けようとし、断られると、いわゆる真相公開状を通じて局面転換を試みたのだ。北朝鮮は今回発表された真相公開状を1番と指称しており、今後も同じ方式の逆宣伝を続けると予告している。

いたわしいことだ。我が軍艦を撃沈させ、46人の海軍将兵の命が奪いとられて1年にもならないときに、謝罪どころか、このように足を引っ張り、逆宣伝をしながら支援を要請する北朝鮮の行動に開いた口が塞がらないだけだ。助けを借りたければ乱暴をはたらかないか、してしまった行動に対して謝る意志表示でも見せるのが順序だ。

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