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【社説】外奎章閣図書の返還、名分よりも実利だ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.29 17:15
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外交交渉で名分と実利はよく衝突する。 名分に執着すると実利を失うことがあり、実利に集中すると小利のために大義を犠牲にしたという批判に苦しんだりする。 このため名分と実利の調和が重要だというが、言葉で言うほどやさしいことではない。 交渉には相手があるからだ。

フランス国立図書館に保管されている外奎章閣図書の返還問題も、結局は名分と実利の対立だ。 どんな形であってもひとまず国内に戻すのが重要だという立場がある一方、正しい形式で正当に返してもらうことが重要だという立場もある。 やさしい選択ではないが、少なくとも外奎章閣図書の返還問題は実利に重みを置くほうがよいと考える。 返す名分が必要なフランスに対抗して、返してもらう韓国までが名分に固執すれば、永遠に解決しない可能性が高いと見るためだ。

 
サルコジ仏大統領が主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため訪韓し、李明博(イ・ミョンバク)大統領と首脳会談を行う予定だ。 17年間にわたり両国関係ののどに引っかかっていた骨を抜き捨てられる絶好の機会だ。 その間行われた交渉で、フランスは「更新可能な貸与」形式にこだわってきたという。 3-5年単位で貸す形式をとるものの、自動更新を認めることで、事実上の永久貸与効果が生じるようにしようということだ。

名分論的な立場では決して満足はできない。 1866年の丙寅洋擾当時、フランス海軍は江華島(カンファド)外奎章閣で297冊の儀軌を略奪していった。 奪ったものを返しながら貸与形式をとるということ自体が話にならないとも言える。 自動更新の約束をどう信じるのかという問題提起も可能だ。 文化界はすでに反発している。 高速鉄道(TGV)を売ろうとして返還を約束しておきながら今になって言葉を変えるのか、という不満も多い。

しかしフランスの悩みも考える必要がある。 数多くの略奪文化財で博物館と美術館を埋めている立場で、外奎章閣図書が文化財返還の先例になってはならない、と考えているのだ。 韓国は実利、フランスは名分をとるラインで、両国はこの機会にゴルディアスの結び目を解くことを望む。


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