カナダで殺人・麻薬容疑の僑胞、ソウルで2年間語学講師務める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.28 08:32
カナダで麻薬組織の一員として活動し殺人事件まで起こしていた僑胞2世が韓国に潜入し、小学生を対象にした語学塾で2年近く講師として働いていたことがわかった。
警察庁外事局は27日、カナダ政府から強盗殺人容疑で犯罪人引き渡し要請があった25歳の韓国系カナダ人を検挙し、ソウル高検に身柄を引き渡した。男は近く起訴されソウル高裁で開かれる犯罪人引き渡し裁判を受けることになる。
警察によると、カナダの麻薬組織に所属していた男は2007年5月にトロントでベトナム系麻薬組織の倉庫を襲撃し、相手組織のメンバー1人を拳銃で殺害した。この過程で男はマリファナ18キログラム、7000万ウォン(約500万円)相当を奪った。男は犯行から8日で韓国に逃避した。