日本が口先介入…国際為替市場にまた緊張高まる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.27 09:46
主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議降、雪解けムードに入るとみられた国際為替市場にまた緊張感が漂っている。‘日本変数’が突出しながらだ。日本円が史上最高値に近づく中、26日、日本政府が円高対策を出した。また口先介入の強度を高め、追加介入カードに手を触れている。大規模な介入が現実化する場合、為替をめぐる葛藤が再発するという懸念も出てくる。
26日の日本経済新聞によると、日本財務省は円高対策の一つとして国際協力銀行(JBIC)の海外投資・融資規模拡大計画を発表した。韓国の輸出入銀行と似たJBICが外貨融資を追加で1兆5000億円増やせるようにするといういうものだ。この場合、ドルが市場にさらに供給されて円高が加速すると思われるが、実際には正反対の効果が出てくる。融資幅を増やせば、JBICは非常時に動員する外貨融資金を確保するという名分で円を売りドルを買わなければならないからだ。