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金正男氏「北朝鮮はすぐ亡びるのに…」崩壊可能性を示唆

ⓒ 中央日報日本語版2010.10.26 11:10
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北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の長男、金正男(キム・ジョンナム)氏も「北朝鮮の崩壊の可能性」を頭に置いているようである。

イ・ギテク民主平和統一諮問会議(民主平和統一)首席副議長は25日(現地時間)、ドイツの首都ベルリンのホテルで、韓人たちを相手にした対北政策講演会で「北朝鮮の権力継承過程で急変事態が発生するかもしれない」とし「金正男氏もこのような点を勘案していると聞いている」と述べたと韓国のオンラインメディアが伝えた。

 
イ副議長は「講演会で先月、マカオを訪問した際、金正男氏と親しい仲だという現地関係者から北朝鮮の権力世襲についての金正男氏の考えを間接的に聞く機会があった」と説明した。

イ副議長によると金正男氏はこの関係者が「父親が具合が悪いのにどうして平壌へ行かないのか。バトンタッチしに行かなければならないじゃないか」と問うと「私がなぜ行くのです? バトンタッチもしたくない。(北朝鮮は)亡びますよ。長続きしますか」と答えたというのだ。

また彼は北朝鮮政権の後継者に浮上した金正日国防委員長の三男、金正恩(キム・ジョンウン)氏が計画どおり権力を継承すれば「果敢に改革開放すればいい」とし「しかし軟着陸できない場合、権力闘争で急変事態が発生するかもしれないだけに、政府もこれに備えている」と述べた。



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