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「北の家族連れて来たくて…」北朝鮮脱出女性、日本で性売買

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.23 05:48
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北朝鮮脱出女性たちを日本に送り、風俗店で働かせた脱北者出身事業主が警察に摘発された。

ソウル地方警察庁国際犯罪捜査隊は22日、北朝鮮脱出女性13人を日本に送り、性売買をあっせんした疑い(性売買あっせんなど行為の処罰に関する法律違反)で、マッサージ事業主タク某容疑者(49)とブローカーイ某容疑者(44)を書類送検したと明らかにした。

 
脱北者出身であるタク容疑者は2008年11月から最近まで東京上野でマッサージ店を経営した。彼は店で働く女性たちを雇うためブローカーを使って韓国に居住する北朝鮮脱出女性たちに近付いた。ブローカーイ容疑者は国内にうまく適応できないか職が見つからずに経済的困難をきたしている北朝鮮脱出女性たちに「日本で働けば1カ月に1500万ウォン(約108万円)を稼ぐことができる」と誘惑した。

警察によるとタク容疑者は女性従業員たちに類似性行為をさせ、1時間当たり6千~1万円を受け取り計11億ウォンを手にした疑いがもたれている。警察は脱北者出身の女性従業員13人も性売買処罰法違反の容疑で書類送検した。女性従業員らは警察の調査で「北朝鮮に残っている家族の北朝鮮脱出費用と生計費を用意するためマッサージ店で働いた」と述べた。

警察はまた中国にサーバーを置いた「エスコート性売買」というサイトを通じ、韓国に居住する外国人男性に性売買をあっせんした疑いで、このサイトの運営者シン某(35)ら5人を書類送検した。

シン容疑者は外国人売春者たちと電話相談ができるよう、英語のうまい京畿道のある小学校のネーティブ講師を雇ったことも分かった。

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