沖縄まで射程圏に入る新型ミサイル「ムスダン」登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.11 09:15
10日の北朝鮮軍閲兵式にはノドンとスカッドミサイル、対空ミサイルをはじめとする各種武器体系が登場し、注目を集めた。閲兵式は一般歩兵、女性軍、車両化部隊、低高度対空ミサイル、装甲車、戦車、放射砲(多連装砲)、弾道ミサイル、対空ミサイル部隊の順に進行された。
この中で最も目を引く武器は弾道ミサイルだった。北朝鮮の弾道ミサイル行列のうち先頭に立ったのはKN-02短距離弾道ミサイルとみられる。このミサイルは射程距離が110-130キロで、休戦ライン北側から発射すれば水原(スウォン)南-忠清道(チュンチョンド)まで到達する。韓国軍核心指揮部と駐韓米軍の烏山(オサン)・平沢(ピョンテク)基地を脅かす。しかもKN-02はトラックの上に搭載されているうえ、すぐに発射が可能な固体推進剤を使う。このためKN-02は偵察装備で探し出して破壊するのが難しい。