「韓国への核の傘保障する韓米常設機構設置」NATO以外は初めて
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.09 07:11
韓米両国は北朝鮮の核・大量破壊兵器脅威に備え、米国が昨年、韓国に提供することにした核の傘、在来式打撃などの「拡大抑止(extended deterrence)」の実効性を保障する常設機構を作ることで8日(現地時間)、合意した。
金泰栄(キム・テヨン)国防部長官とロバート・ゲーツ米国防相はこの日、ワシントンで第42回韓米安保協議会(SCM)を開き、北朝鮮の核脅威などに備えて情報共有を拡大し、政策的代案を用意する「拡大抑止政策委員会」を設置することにした。拡大抑止に関して米国が同盟国と常設協力機構を設置するのは北大西洋条約機構(NATO)以外では初めてだ。