根岸英一教授「韓国、ノーベル科学賞受賞の条件は整った」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.08 16:18
--韓国に対する記憶は。
「韓国には小学3年の終わりから5年の終わりまでいた。 父が旧満州鉄道の系列会社で勤めたため、満州で生まれ、ハルビンで少年時代を過ごした。 ところがその後、京城(ソウル)に移ったが、本当に幸いだった。 ハルビンにいたなら家族全員が惨事にあっていただろう。 ソウルにいたおかげで問題なく終戦後、日本に帰ることができた。 当時、ソウル城東区(ソンドング)にある小学校に通った。申し訳ないが、学校名は憶えていない。 東側に低い山のような丘があり、その麓に学校があった。 近くに川が流れていた。 毎日学校を出てから丘で土を掘り、防空壕を作って遊んだことをよく憶えている。 残念ながら当時の友人のうち連絡を取っている人はいない。 パデュー大学で会った韓国人研究者についていき、20年ほど前、延世(ヨンセ)大学を訪問したことがある」