【社説】白菜価格の高騰にも登場した‘扇動合金術’
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.06 11:47
数年前から韓国社会では、問題が膨らんだ場合、これに偽りと怪談を織り交ぜて社会的不安を増幅させる奇異な現象が起きている。あえて名付ければ‘扇動合金術’だ。核心反政府インターネット・市民団体活動家や野党が主導すれば、純真無垢な市民・学生が後に従う。
集団的扇動の代表例は08年夏の米国産牛肉BSE(牛海綿状脳症)波紋だ。この波紋後、主要問題が浮上する度に‘扇動合金術’が作用している。天安(チョンアン)艦は国軍46人をの命を奪った北朝鮮のテロだったが、扇動家は各種‘事故怪談’をまき散らした。ついに第1野党が北朝鮮の行為を糾弾する決議案に反対するという珍しい事態が生じた。懸案の性格と規模は異なるが、4大河川事業に対しても野党と一部の市民団体は「大運河用」だという扇動をあきらめずにいる。