【統一教長男インタビュー(12)】統一教会と世界平和運動<2>
ⓒ 中央日報日本語版2010.09.29 16:56
文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁は約40年間続けてきた「世界基督教統一神霊協会」の扉を閉め、1994年度に家庭連合を設立した。 2000年度からは天主平和連合(UPF)を中心に世界的な平和運動を展開してきた。 しかし文顕進(ムン・ヒョンジン)会長を除いた仁進(インジン)・国進(ククジン)・享進(ヒュンジン)氏の3兄弟が主軸になり、再び統一教会に戻っている途中だ。
統一グループ側の8月10日付の「統一教統合イメージ規定施行に関する件」という内部文書を見ると、「統一教の名称は今まで‘世界基督教統一神霊協会’から‘世界平和統一連合’に、そしてまた‘統一教’に変わった」と書かれている。 あいまいだった統一教会を一つに統合する作業をしているのだ。 文会長はこの部分について直接的な言及を避けたが、弟の立場とは違うという点が推測できた。 今は「統一教」という一つの枠に縛られる時ではなく、その枠を打ち破ってすべてを包容しなければならない時だ、という主張だ。
--統一教という枠を出ようということか。