菅首相、小沢氏に「明治維新後の西郷のよう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.09.03 11:18
14日、日本民主党代表選挙を控え菅直人首相と小沢一郎前幹事長の舌戦に火が付いた。菅首相が強いトーンで先攻すればこれを小沢前幹事長が受ける形だ。
菅首相は1日「明治維新には西郷隆盛の力が必要だったが、明治維新後、西郷は(悪い)末路を迎えた」と言った。政権交代を明治維新に、小沢氏を西郷にたとえたのだ。すなわち明治維新を導いたが、以後、明治新政府に対する不満で反乱(西南戦争、1877年)を起こし、政府軍に敗北、自ら命を絶った西郷の道を小沢氏がまったく同じように歩くこともあるという意味だった。民主党が昨年の総選挙で自民党の牙城を崩して政権を握るまでには「選挙の達人」小沢氏の力が必要だったが、執権後には小沢氏の政治スタイルがこれ以上、時代のニーズに符合しないという意味を込めたものと解釈できる発言だった。小沢氏は2日、候補公開討論会で逆攻勢を浴びせた。彼は「昨年、総選挙で官僚主導ではない政治家主導のシステムを作らなければならないと主唱して政権をした」とし「しかしようやく政権交代をしたら菅内閣は最初の政権公約と違い、官僚に振り回されている。昔の自民党政権と違わない」と述べた。