在日朝鮮人帰国事業の国際的陰謀
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.31 17:39
1950年代半ば、日本には「神武景気」という言葉が流行した。 「神武」とは日本最初の天皇の元号であり、神武景気とは建国以来最高の好況という意味だった。 当時、東京はすっかり建設現場となり、空中にはクレーンがあちこちに見られた。 核爆弾が2つも投下されて無惨に破壊された日本を哀れに感じた神が特別に与えた祝福だったのだろうか。しかしそれは韓国戦争(1950-1953)の大きな贈り物だった。 日本が米軍の兵站役を担ったためだった。
神武景気当時、日本に住む朝鮮人64万6000人(97%は故郷が韓国)の人間条件はどうだたのか。52年4月にサンフランシスコ条約が発効し、日本は独立国の地位を回復したが、それと同時に在日朝鮮人は植民地時代に強要された天皇の臣民資格さえ奪われ、一日にして外国人身分に転落していた。 日本の法律は外国人から選挙権と被選挙権をはく奪した。 公務員の道を封鎖した。 社会保障制度の受恵を制限した。 優秀な青年が大学に入っていく門を閉ざした。